昔から何度も話していることなのだけれど、私は小さな頃から身体を動かすことが不得意で、
不得意だから、さらに避けるようになり、動かないからもっと動けなくなる…という悪循環の中にあるまま、そのスパイラルの底辺の時代にヨガに出会ったのでした。
私にとっては、運動(ヨガは単純に運動ではない、という話はいったん置いておいて。)を習う、なんてことは超超超超超冒険だった。
余談だけれど
なんとこの時期、カナヅチだった私はスイミングもはじめて、冒険が極まった感が。
これが、22歳くらいの頃の話。
20代前半てもしかしたら、バックパックひとつで恐れを知らずに海外を旅したり、いままでしたことのない仕事にチャレンジしたり、破天荒なことする時代なのかもしれない。
けれど、私はといえば若くたって向こうみずという言葉などとは縁もなく
ほとんどのことを、流れ流され、
苦手に挑戦するとか、能力以上に頑張ってみる、とか、そんなあと一歩を踏み出すことが本当に苦手で、ずっとずーっと、やらない選択をし続けてきていた。
まさに、腰が重い(実際腰も痛い)状態。
ちょうど外的要因で時間ができたこと、結婚して親元を離れたこと、なども理由になったと思うけれど、とにかくこの頃身体が痛くてしんどかったのが一番後押しになった。22歳で、ぐったりしちゃうくらい身体が痛いのなんてよく考えたら最悪!なのだけれど(笑)
そんなネガティヴな理由が、人生を動かす力になることもある不思議。
そして、それを振り返れば、その時悪いことが起こったと思ったいても、さまざまなことは将来に繋がる布石だってたりもする。
身体が痛い20代前半じゃなかったら、あの時ヨガをはじめなかったし、
なにか運動しなければ、私のこの先の人生やばいかもなんて考えなかった。
だから私は「幸運」だった。
一歩を踏み出すこと、そしてそれを続けること。
ちなみにその時始めたヨガは、近くの文化センターで開催されている週1回の1時間ちょっとくらいのごくごく簡単なクラスで、運動…?って感じだったけれど、そんなきっかけだってバカにしてものじゃないのです。
あの一歩が、私を少しだけ高台に運んでくれたのだと思う。
高台といったって、丘に登ったくらいのことで、
見回せば、周りには大きな山々があり、道はながく遠く続いているのだろうけれど、
冒険の丘に立ち、少し遠くを望めるように。
そのための一歩を。と思いながら怠惰な日々を戒めるこの頃。

