遠くの、なんていうほど遠くはないけれど、

少しだけ遠方の友人を訪ねて、緑滴る街へ。 人生は続き、人の世はさまざま変化するけれど、友を訪ねる時間は電車に揺られるリズムすら普遍に感じる不思議。

今日の遠足の友はこの前買った、 偉い人ほどすぐ逃げる

東京で開催されることになる五輪の目に余るめちゃくちゃさ、
を思いながら道中を過ごし、
古都について友に会い、
江戸を布いて神になったあのひとの東照宮のことを話題に乗せつつ、
鎌倉木造建築に染みる緑を観る。

話は尽きずに、
束の間に感じる数時間。
なにか話せたかというとあまり手応えがないのだけど、
季節は巡り、時勢は変わり、私たちも歳をとるけれど、
共に語らう時間をまた重ねていけたらよいなあと、
梅雨の薄曇りに思う帰り道。

そして、家族。なんて花言葉をもつこの花に、家族を想う友を思う。

紫陽花はまだ見ごろでした。

2021年7月3日