朝チャレリード
今月初旬に、朝ヨガ、チェアのクラスのリードとデモンストレーションとして、二日間登壇することになりました。
そのお話をいただいたときは、一瞬断ろうかとよぎったくらい私には負荷の大きな役割で足がすくみましたが、「自分の起こることはすべて、起こるべくして起こっている。そして、それはすべて良いこと。自分のところに来たということは、できるということ。」
と半ば自分を説得、というか暗示に掛けながらそのお話を受けることに。
といいながらも、一方できる光景もちょっと見えていたのも本当。

さて、受講されている方はご存じかもしれませんが、
この朝のヨガクラス、マットクラスは一時間、チェア(椅子を使ったクラス)は45分間の朝のヨガ時間です。その冒頭には、その日の講師から、ちょっとしたお話をすることになっています。
いち受講生だったときは、このお話が案外と面白く楽しみで、本当に時間は短いのですがさまざまな気付きをもたらしてくれるものなのですが、
いざ自分がとなると、画面の前のみなさんに私からちょっと小さなやる気の種でも、日々の暮らしのヒントでも、ヨガへの興味でも、なにかほんの少しでも響くことを言わないといけない…と切羽詰まった気持ちに。
あんなに毎回気軽に聞いていてすみません…と思いながら、
ヨガ哲学のお話を聞いたあれやこれやのノートを引っ張り出してきて、
あの時聞いたあのお話が面白かったからあの話をしてみようか、あのスートラが好きだからあの話をしてみようか、などと様々考えたにもかかわらず、
言葉にしてまとめてみると理解が不確定でふわふわしていることに気づかされること、数多。
自分でも、繰り返し、なるほど!などと納得、理解していたつもりのお話すらちゃんと自分の言葉にできずに驚愕しました。
自分の思考力の貧弱さに打ちのめされている暇もなかったので、きわめてシンプルに、
繰り返し私の師であるヨガマスターがお話してくださるヴィジョンの話をすることに。
ヴィジョンについて
ヴィジョン、という言葉は繰り返しでてくるし、わりあいと誰しもなんとなく使われたら理解できるような言葉だけれど、このヴィジョンが何にしてもとても重要だという。
なぜか?
「ここに材料になる、木や石がある。それを彫るためのノミや木槌などの道具もそろっている。彫る技術を持った職人もいる。だけれど、その木や石に仏像を彫りだせるのは、ヴィジョンをもったものだけだ。
ここに、どんな像を彫るのか、その像は立っている立像なのか、座像なのかはたまた寝そべっているのか、悲しげなのか、厳しい表情をしているのか、ほほ笑んでいるのか。いや、仏像ではなく、ウサギを彫るのだ。などと、そこにヴィジョンを持っていなければ、石はどれだけノミを突き立てても、木槌をふるっても傷がついたり、ばらばらになったり、小さくなったりするかもしれないが、像をなすことはない。
そんな風に、今日これからマットの上での自分、今日の自分を思い描いて、それは昨日より一ミリ深く、一歩遠くに伸ばすでもいいだろうし、あと一秒キープしてみるでも、また表情に気づきをもって眉間のしわをほどいてみる、そんな今日のヴィジョンをもって…」
こんなお話をさせていただきました。
わたしにとって、このヴィジョンと彫刻の話はとても分かりやすかったので、
このとてもシンプル、簡単な話になってしまったのですが、
このお話が受け取り手にどう伝わったかはわかりません。
ただ、ヴィジョン、目標や目指すところ、将来像、などと大仰になるとそんなのちょっと考えられない、などと思ってしまうこともあると思います。
だけれど、今日この瞬間をどう過ごすか、目の前のこの仕事をどんなふうに取り組むのか、
など、そんな簡単なものでもヴィジョンを持つということの大切さを感じているこの頃です。
体験すること、生きること
そして、最初の話に戻るのですが、
チェアチャレンジのリードを、このフローでこんな感じで。
という役目が回ってきて、日にちも決まっている。時間も決まっている。どんな相手に、何を伝えればいいのか決まっている。
ある意味ヴィジョンは明確に設定されているなか、自分がそれにどう向き合うのか、
明確に見えているヴィジョンのある状態でそこに向かう日々の、時間の流れ方、体験の濃厚さ、瞬間瞬間の鮮やかさに正直とっても驚きました。
これが日々をその瞬間瞬間をありありと生きることなのか、とそんな疑似体験というような体験をさせてもらった、感謝しかない今年初旬の話をいまさら。
私はまあまあ、日々を明確に生きているつもりだったけれど、画素数が全く違う!みたいな日々でした。
さて、補助輪も外して、
今度は自分で明晰にヴィジョンをもち、そして明快に行動して、解析度の高いありありとした日々をすごせたらな、
そんな風に思っています。
とりあえずは、家を片付けようかな!
朝にヨガしましょ
最後に、私も今年登壇させていただいたこのオンラインでの世界最大級の朝ヨガクラス。
また7月からあたらしい期がはじまります。
朝日とともに起きて、45分または60分の自分だけの贅沢なヨガの時間を。
詳細はこちらにリンクを貼っておきますが、気になる方は直接ご連絡もぜひお気軽に。

